minivelo randonnee field

自然派サイクリストときどきサーファーです。2018年からブロンプトンオーナー。2019年にbirdyのオーナーになってから鈴鹿エンデューロに参戦しました。現在、合計4台のミニベロを所有、ミニベロランドナーで自然観察、登山、キャンプなどアウトドアな活動をしています。是非、Instagramのフォローお願いします。

赤いヤッケの男

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安曇潤平:赤いヤッケの男ー山の霊異記、メディアファクトリー、2010年4月 文庫版、299ページ
安曇潤平:黒い遭難碑ー山の霊異記、メディアファクトリー、2013年4月 文庫版、251ページ
安曇潤平:ヒュッテは夜嗤う ー山の霊異記、メディアファクトリー、2013年5月 A5版、250ページ

“幽”という雑誌に掲載された山の怪異が収録されています。著者は“北アルプスの風”というホームページを運営されています。こういうのをヤマケイで出してくれたら即買い(笑)

北アルプスの風】 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/junpei_s/
【裏北アルプスの風】 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/junpei_s/kaidan-hyousi.htm

山の恐い話が盛りだくさん。
山の恐い話って、赤い色が血の色なので赤いヤッケといえば、血に染まって赤くなったって想像ができますね(笑)→本を読んだら違いました(・・;)。D大学の赤いテントというのも同じようなもの?

実際にどうかというと、有人の山小屋の雑魚寝に馴れると、無人の避難小屋に泊まるのがかなり怖かったりします。無人のというのがミソなんでしょうが。実際に恐いのは生きてる人間だよ!ってツッコミをいれたくなりますが、こういった本を読むと、なんだか恐怖心というよりは、山は何でも受け入れるのかなあって思いますよ。恐い!というよりは山でホロリとくる話です。怪談ではなくなるのが山ならでは?

知識がなかったのですが、釜トンネルは、旧釜トンネルがあったのですねφ(..)。追加で、初代釜トンネルなるものも。釜トンネルは、幽霊のでるトンネル、釜小僧がでるトンネルなどとも。そっち関係にかたにはめっちゃ有名な心霊スポットなんだそうです。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%9C%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB



不思議なことは生憎ないこれまでの山行。ただし、無人の避難小屋にひとりで泊まる前には、こういう本は読まないほうがいいかもです。

たまに知ってる!という話があるかもしれませんが、梅雨の合間に話のネタにいかが?


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